毎朝バナナを食べるので、我が家にはバナナは欠かせません。
たまにバナナの叩き売りに遭遇すると、安いからってついつい買い過ぎてしまいませんか?
忙しかったり、体調の関係などで食べるのが追いつかなくなると、せっかくのバナナが傷みやすくなります。
特に夏場は傷みが早いので、注意が必要ですよね。
そこでです。夏場にバナナを保存する最適な方法を紹介したいと思います。
この方法だと、夏場でもバナナの鮮度を1週間以上長持ちさせることができるので、ぜひ試してみて下さい。
バナナが甘くなる理由
バナナは、熟すと甘くなり、香りが増します。この変化は、エチレンガスの放出によるものです。エチレンガスは、果実の成熟を促進する物質です。
早めに食べるなら常温保存がオススメ
そのため、バナナは、常温で保存するのがおすすめです。常温で保存すると、エチレンガスが放出され、追熟が進みます。
追熟が進んだバナナは、より甘く、香り豊かになります。また、果肉が柔らかくなり、食べやすくなります。
なお、バナナは、追熟が進みすぎると、果肉が黒ずんで、味が落ちてしまいます。時間が経つとバナナの皮が黒くなるアレです。
そのため、追熟の程度を見ながら、食べ頃を判断しましょう。
バナナの最適な保存方法
本題の、バナナの最適な保存方法です。
バナナの鮮度を長く保つなら常温保存を避ける
バナナの成熟が進み過ぎて黒くなる前に食べ切れるなら常温保存が最適です。
しかし、バナナの鮮度を保ちながら、少しでも長く保存する最適な方法においては、常温保存を避けるべきです。
実はバナナは、低温に弱いため、冷蔵庫に入れると追熟が遅くなります。また、冷蔵庫の湿度が低いため、乾燥してしまいます。
バナナの最適な保存方法は冷蔵保存
バナナの最適な保存方法は「冷蔵保存」です。低温だとバナナの追熱が遅れる性質を利用するわけです。
しかし、冷蔵庫は湿度が低いため乾燥しやすい欠点があります。そこを補うことで鮮度を保ちながらの保存を可能にします。
次の章で具体的な方法を紹介。
バナナを保存するための4つの手順
バナナの鮮度を1週間以上長持ちさせるためには、以下の4つの手順(ポイント)があります。
- 軸が青い、打身のないバナナを選ぶ。
- バナナを1本ずつ新聞紙で包む。
- 新聞紙で包んだバナナをビニール袋に入れる。
- ビニール袋の空気を抜いて、冷蔵庫の野菜室に入れる。
バナナは、低温に弱いため、冷蔵庫に入れてしまうと追熟が遅くなり、甘くなりません。
しかし、軸にラップを巻いて冷蔵庫に入れることで、追熟を遅らせることができます。
また、新聞紙で包むことで、湿度を保ち、冷気が直接バナナに当たらないようにします。
具体的な手順は、以下のとおりです。
- バナナを買ったら、軸が青い、打身のないものをよく選びましょう。
- バナナを1本ずつ新聞紙で包みます。新聞紙は、1枚を縦に半分に折って、バナナをくるむとよいでしょう。
- 新聞紙で包んだバナナをビニール袋に入れます。ビニール袋は、バナナが入る程度の大きさのもので、空気を抜いて口を閉じましょう。
- ビニール袋に入れたバナナを冷蔵庫の野菜室に入れます。
こんな感じでバナナの軸部分にラップを巻き、新聞紙でくるんで、ビニール袋に入れ空気を抜きます。
そして野菜室に入れるだけ。
私はめんどくさがりなので、一房(ひとふさ)まるごと包んでます。
これは、2房購入した日に1房を冷蔵保存して5日目のバナナ。キレイでしょう。
味はもちろん美味しいです。1本ずつ新聞紙に包めばもっと長持ちします。
この方法で保存すれば、条件によって多少の差は出ますが、少なくとも1週間以上は追熟を遅らせて保存することが可能です。
バナナは冷凍保存もできる
バナナは冷凍保存することもできます。冷凍保存したバナナは、解凍すると、シャリシャリとした食感になります。
バナナジュースやアイスクリームなどに使うとよいでしょう。
冷凍保存の方法は、以下のとおりです。
- バナナを皮を剥いて、適当な大きさに切ります。
- 切ったバナナをジッパー付きの保存袋に入れます。
- 保存袋の空気を抜いて、冷凍庫に入れます。
冷凍庫で保存すれば、1ヶ月以上、日持ちします。
まとめ
バナナを美味しい状態で長持ちさせるなら、後の使い易さを考えて「冷蔵保存」をおすすめします。
夏場だけでなく、冬場も暖房をつけたりすると室内温度が上がるため、バナナの追熱は早くなり痛みが早まりますから、できれば冷蔵保存がいいと思います。
この方法、見た目も味も1週間以上は引き延ばすことができるので、ぜひお試しあれ。