超インドアだった私が、50代になりキャンプを始めた理由を話します。
先に、キャンプをやって本当によかったと感じているので、この話をしようと思いました。
キャンプを始めた理由、それは「災害対策」がきっかけ。割と海沿いに住んでいるので、「南海トラフ」や「大地震」に備えようと。

家が倒壊した場合どうしよう。津波により避難を余儀なくされたらどうしよう。そんな不安から、今の内にどんな状況に置かれても生き抜く生活力をつけておきたい。それがキャンプを始めた理由。
お互いに価値観が似ているので、実行に移すまでには時間がかかりませんでした。
たまたま観ていた「車中泊」をしている人たちのYouTubeを参考に、まずは車中泊からやってみようとスタート。
なんせ初めてなので、キャンプをしている人の動画を参考に最低限必要なものを揃え(大概は家にあるもので)、安いタープとカセットコンロはネットやホームセンターで購入し、安全面を考えてオートキャンプ場を予約しました。

この初めてのキャンプが、後々までも記憶に残る衝撃のキャンプになったのではあるが。それは別記事で。
今キャンプ歴は1年にも満たないのですが、キャンプはすればするほど新しい発見があり、日常の嫌なことを忘れて心がリフレッシュされ生きる気力がみなぎってくる、語り尽くせないキャンプの魅力にはまっています。
「災害対策」として始めたキャンプ。何もせず不安を抱えながら生活していた1年前。今や災害が起きて家が無くなっても生きていける自信があるので、毎日が不安ではなくなりました。
とは言っても、まだキャンプ初心者なので、難しいサバイバル術はこれから少しづつチャレンジしていこうと思います。
キャンプ場に行くと、50代以上の人たちが結構いるので、これから車中泊やキャンプを始めてみたい!という人がいれば、キャンプ初心者の目線から参考になるアドバイスができれば幸いです。
キャンプ初心者が気になる、いくつかの気になる疑問について少し触れておきます。
①お金がかかる〜これは、どのようなキャンプスタイルでやるか、によって変わりますが、初めは足りないものだけ安いもので揃えれば、1万円前後でも最低限のものは用意できそうです。今は100円ショップでもキャンプグッズを取り揃えています。

キャンプ場を利用する場合、フリーテントサイトといってテントを持ち込んだり、そこで借りて張る区画は比較的安く、私たちの住んでいる地は「1,500円前後」で利用できます。車中泊だとテントは無くても過ごせますが、電源を利用できるオートサイト(電源サイト)だと「3,800円〜」になります。長い目で見ると、テントを持ち込んでフリーテントサイトを利用する方が安く楽しめます。
②キャンプ場を利用するのは敷居が高いと感じている〜初心者が行っても大丈夫なのかなぁ。恥ずかしい思いはしないかなぁ。難しいルールやテリトリーとかないのかなぁ。こういった不安について。
初心者でも全然気にすることなく利用できます。まず気にしてるのは自分たちだけです。みんな各々のことに集中しているし、初心者かどうかなんて案外分かりません。

気になれば、広めのキャンプ場を選んで端の方にセッティングするとか、シーズン以外は無料のキャンプ場であれば空いていたりするので練習するにはおすすめ。
キャンプ場は、常連さんのテリトリーなどもなく、みんなが平等に使えます。キャンプ場ごとにルールはありますが管理棟で丁寧に教えてもらえるので安心。大体は21時くらいから後は「大きな声や音を出さない」「静かに過ごす」というのが一般的なマナーです。

車中泊メインならテントは必要ありませんし、カーサイドタープを設置すれば、タープの下にテーブルを広げて食事を楽しんだりできるので、よりキャンプ感は味わえますね。
私たちは、車中泊にカーサイドタープから始めて、ワンタッチテントを購入、それからタープを数種類試してアレンジして、色々な失敗や楽しさを経験し、ついにテントを購入しました。

キャンプは何歳からでも「自分のスタイル」でできる、人生を豊かにしてくれる魅力にあふれた趣味です。
「次はどこに行こうか」「次はどんなレイアウトにしようか」と、キャンプのことを考えるのが楽しくて、子供のころの遠足前の気持ちに似た感覚を持つことができます。
非日常を味わうことで、仕事などのストレスをリセットできるので良いですよ。
ソロキャンプは自分のペースで楽しめるし、夫婦やパートナーとの2人であれば常に協力し合わなければなりませんから、やればやるほど仲が良くなるのでキャンプはおすすめ。